福井県最大の面積を持つ大野市は、織田信長の時代に金森長近によって築城された大野城を中心に、その麓に栄えた城下町がその起こりです。今でも城下町の面影を色濃く残していることから「北陸の小京都」と呼ばれています。
越前大野の魅力を紹介
福井県最大の面積を持つ大野市は、織田信長の時代に金森長近によって築城された大野城を中心に、その麓に栄えた城下町がその起こりです。今でも城下町の面影を色濃く残していることから「北陸の小京都」と呼ばれています。
大野市は四方を山々に囲まれた大野盆地に位置し、その中心にある亀山(標高:259m)に越前大野城はそびえています。絵以前大野城の麓には城下町が広がっていて、雲海がこの城下町を覆い隠すとき、越前大野城が浮かんで見えるので「天空の城」と呼ばれています。
福井県で唯一、日本名山に選ばれた山が大野盆地の南東にそびえるのが荒島岳です。標高1253.5mのこの独立峰の山頂からは、白山や北アルプスの山々を望ことができ、別名「大野富士」とも呼ばれています。泰澄大師によって開かれた荒島岳は、古くから信仰の山として崇められています。
大野のまちには「御清水(おしょうず)」や「本願清水(ほんがんしょうず)」といった、名水百選に選ばれるほどの湧水が至る所に湧き出ています。そして古くから豊かな水に恵まれたこのまちは水の郷百選にも選ばれ、今でもここで暮らす多くの人は地下水を汲み上げて生活用水として利用しています。